CCNAの参考書・問題集・動画
現役のフリーランスネットワークエンジニアとして、CCNAにおすすめの参考書・問題集・動画コースをまとめます。
私自身、IT未経験からCCNA・CCNPを取得し、現場配属、転職、フリーランスネットワークエンジニアとして独立した後の案件探しで非常に役立ちました。ネットワーク業界に就職・転職されたい方は、CCNAは必ず取っておきましょう。
CCNA参考書は高く売れる
CCNAの参考書を購入したときに丁寧に使用・管理すれば、高く売れる可能性が高いです。私自身が一括査定買取サイトでIT参考書を査定に出した体験談をまとめているのでぜひ参考にしてください。
高く売るコツとしては、きれいな状態で管理して、使用したらすぐに売ることです。
入門本
ネットワーク初心者からネットワーク技術者の方で基礎から復習したいという方にもおすすめできるネットワークの教科書としてベストな参考書です。個人的にネットワーク初心者にもっともおすすめの入門書です。
オールカラーで図解が豊富であり、技術的な解説もかんたんで具体的な説明の工夫がなされているため、非常にわかりやすいのが特徴です。また、ネットワークスペシャリスト試験にも活用できるほどカバー内容が広いため、CCNAのみならず、ネットワークの現場に入ってからも何度も読み返したい本です。
注意点としては、CCNA対策本ではない点になりますが、薄いCCNAの入門書よりもネットワークエンジニアとしてずっと愛用できる入門書なので長期的に考えてもおすすめです。
- ネットワーク初心者におすすめの本
- オールカラーの豊富な図解で非常にわかりやすい解説
- NWエンジニアとして何度も読み返したい本
そのほかネットワーク初心者におすすめの入門本・参考書は別記事で詳細にまとめているので参考にしてください。
参考書
CCNA試験の教科書として非常に人気・定番の参考書・問題集です。通称、白本と呼ばれます。1冊で教科書と問題集の役割を担えるのが人気な理由です。
本書は、IT技術専門スクールの講師陣が、豊富な図解やコマンド出力例などを活用して、CCNAに独学で合格できるように丁寧に解説されているのが特徴です。また、各章末には理解度をチェックする確認問題と模擬試験2回分が用意されているため、問題集としても活用できます。
注意点としては、問題集としてはややもの足りないのでおまけ程度で考えておきましょう。ただ、本書は現行のCCNA試験(200-301)の出題カリキュラムに沿って作成されているため、CCNAの教科書として最適です。
- 人気・定番のCCNA試験の教科書
- 独学で合格できるよう丁寧に解説
- 問題集としてはややもの足りない
そのほかCCNAに役立つ入門本・参考書は別記事で詳細にまとめているので参考にしてください。
問題集
CCNAのおすすめ問題集を3つ紹介します。
Web問題集
Ping-tは、スマホでもPCでもどこでも学べるWeb問題集サイトです。私自身、CCNA・CCNPに合格した際はPing-tを愛用してました。
CCNA(200-301)試験の1356問の問題演習が可能な教材です。一部は無料で利用可能です。そのため、まずは無料でPing-tのWeb問題集を利用してみて、ご自身に合うか合わないかを確かめた上で、有料会員になれるのが良い点です。有料会員になると、コマ問(穴あき問題)やスイッチやルータの簡易シミュレータを利用できるのでアウトプットに役立ちます。有料会員は1ヶ月2,400円(税込)と書籍の参考書・問題集よりも安いのでお得です。
また、Ping-tは問題数だけではなく、解説も非常に丁寧であり、解説を読んでわからなかった場合は掲示板フォーラムを通じて質問可能です。質問に対しての返答も早く、丁寧に解説してくださるユーザの方も多いので私自身も非常に助かりました。
注意点としては、問題集を解くだけでは知識が断片的になりやすいので、別の教科書・テキストと併用しながらアウトプットでPing-tのWeb問題集を利用するのがおすすめです。
Ping-tを活用したCCNA勉強方法は別記事で詳しくまとめています。
- Ping-tはどこでも学べるWeb問題集サイト
- CCNAの1356問の問題演習が可能(一部有料)
- 別の参考書とPing-tを合わせて勉強するのがおすすめ
黒本
本書も、CCNA試験で人気・定番の問題集です。通称、黒本と呼ばれます。
全811問(紙面に549問、PDFに100問、スマホ問題集に162問)の豊富な問題数が用意されており、教科書と同じように丁寧な解説がなされているのが特徴です。
注意点としては、668ページと非常に分厚く、持ち運びには向かない点です。スマホ問題集として162問用意されていますが、通勤中のスキマ時間に学習を進めたい方にはPing-tのがおすすめです。
- 人気・定番の問題集
- 全811問の問題演習と丁寧な解説
- 持ち運びには向かないので注意
CCNAの参考書・問題集でお馴染みの白本・黒本・赤本の違いは別記事でまとめているので参考にしてください。
赤本
同じくCCNA試験で人気・定番の問題集です。通称、赤本と呼ばれます。
645問の豊富な問題数が用意されており、教科書と同じように丁寧な解説がなされているのが特徴です。また、模擬試験として3回分ダウンロードできます。
注意点としては、760ページと非常に分厚く、持ち運びには向かない点です。自宅で利用する問題集として本書はおすすめですが、通勤中のスキマ時間に学習を進めたい方にはPing-tのがおすすめです。
- 人気・定番の問題集
- 645問の豊富な問題演習と丁寧な解説
- 持ち運びには向かないので注意
動画コース
Udemyで最も人気のあるCCNAの試験対策動画コースです。書籍や問題集のみの独学の勉強がなかなか捗らない方におすすめです。
本教材は、企業研修などで数多くのネットワーク未経験者に講義をしてきたノウハウをもとにつくられており、未経験者がつまづきそうなポイントをかなり丁寧に解説しているのが特徴です。また、現役エンジニアの講師にいつでも質問できるため、わからないことやつまづいたことを解決しやすいです。
- 人気のCCNA試験対策動画
- つまずくポイントを丁寧に解説
- 現役エンジニアの講師にいつでも質問可能
そのほかCCNAにおすすめの動画コースは別記事で詳細にまとめています。
無料学習サイト
CCNAイージスは、CCNAのWeb版の教科書として利用できるおすすめの無料学習サイトです。
ネットワークエンジニアであれば知らない人はいない「ネットワークエンジニアとして」の運営者が作成しているCCNA用の学習サイトです。
非常に高クオリティで丁寧にネットワーク技術が解説されているため、ぜひ活用しましょう。
- CCNAのWeb教科書として有益な無料勉強サイト
- 非常に高クオリティで丁寧にネットワーク技術を解説
そのほかCCNA・CCNPにおすすめの無料勉強サイトは別記事で詳細にまとめています。
CCNAに役立つ情報
勉強方法
CCNAの試験概要とおすすめの勉強方法を別記事で詳細にまとめています。
難易度・勉強時間
CCNA合格体験記30個からCCNAの難易度と必要な勉強時間を調査したので、ぜひ参考にしてください。
受験料
2024年現在でCCNAの受験料は42,900円(税込)です。
試験申し込み方法
CCNAの試験の申し込み・予約方法を画像を多く使い、わかりやすくまとめています。
シミュレーション問題
2024年現在、シミュレーション問題は出題されます。2020年の大幅な改定後シミュレーション問題が廃止になっていましたが、2024年現在では出題されますので対策が必須です。
過去問はない
CiscoのようなグローバルITベンダーではCCNAなどの過去問は公表していないため過去問は存在しません。不正に問題が流失しているので、怪しいサイトは利用しないようにしましょう。
答えの丸暗記は非推奨
CCNAの解答丸暗記はスキルの証明にならないのでやめましょう。CCNAのネットワーク知識内容の暗記はもちろん必要になってきますが、どこぞで市販されているCCNAの答えの丸暗記はやめてください。
中古ルータ・SW
CCNAの勉強用におすすめの中古のCiscoルータ・スイッチを別記事でまとめているので参考にしてください。
パケットトレーサーの使い方
CCNAレベルの基礎的な内容であればパケットトレーサーでハンズオンができるのでぜひシミュレーション対策としてコマンド操作に慣れましょう。