【落ちた】CCNA不合格で見直すべき3点

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CCNA不合格で見直すべき3点

CCNAに惜しくも不合格だった場合、必ず落ちた原因があります。よくある落ちる原因の3つと向き合い、徹底的に対策をして諦めず合格を目指しましょう。何度も落ちて受かる気がしない方はハンズオンでネットワーク設定に慣れることを強くおすすめします。

よくある落ちる原因は以下の3つです。それぞれ解説していきます。

  1. 弱点を把握してない
  2. 実機のNW設定をしてない
  3. シミュレーション問題の対策不足

弱点を把握してない

まずはご自身のスコアレポートを確認して、どのセクションで点を取れていないのか、逆にどのセクションでは点が取れているのかを把握しましょう。スコアレポートの確認方法別記事でまとめています。

CCNAの試験範囲と配点割合は公式ガイドに記載があります。特に配点割合の高い上位3つのセクションを重点的に対策するのが戦略的に非常に大切です。

30個の合格体験記で判明したCCNAの難易度と必要な勉強時間で調べた際、正答率が52%〜54%と決して高くはない点数ながらも合格されている方が多くいました。合格者の共通点としては、いずれも配点割合の高い上位3つのセクションで点数を稼いでいました。特に「IP Connectivity」は20点以上と8割の正答率でした。

よって、CCNAに落ちた方は上位3セクションの点数を振り返り、重点的に弱点の克服を行いましょう。

スクロールできます
セクション配点割合
Network Fundamentals20%(20点)
Network Access20%(20点)
IP Connectivity25%(25点)
IP Services10%(10点)
Security Fundamentals15%(15点)
Automation and Programmability10%(10点)
合計点100%/100点

配点割合の高い上位3つのセクションを重点的に対策する

実機のNW設定をしてない

不合格だった方は実際に手を動かしてネットワーク設定をしていない方のが多いはずです。

CCNA試験を暗記のみで受験対策されている方が意外と多いです。別記事でまとめていますがCCNA試験を暗記で乗り切るのはやめたほうがいいです。なぜならネットワーク現場に駆り出されたときに、いざ設定がなにもできない状態だとお荷物になるからです。

無料ならPacket Tracer、実機ならルータ、スイッチ、高性能なシミュレーション環境ならCMLなどハンズオンで学べる環境は充実しています。実際にコマンドをうってみて、どのような出力がされるのか、挙動になるのかをコツコツと学ぶことがネットワークエンジニアには欠かせないので絶対にやりましょう。

ネットワークのハンズオンにおすすめの動画コース別記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。CCNAを暗記だけで対策して、なにもできない哀れな結末にはくれぐれもならないでください。

おすすめハンズオン

Udemyで人気のCCNA対策のハンズオンコースです。ネットワーク機器の設定は必ず慣れておきましょう。

CCNA-ハンズオン-1
CCNA-ハンズオン-1

【超絶入門】CCNA対策 Packet Tracerで学ぶ ハンズオン講座

実際に手を動かしてネットワーク設定をすべき

シミュレーション問題の対策不足

CCNA試験では、シミュレーション問題が出題されます。シミュレーション問題は特定のシナリオ環境に対応したルーター・スイッチの設定やコマンドを記述する形式問題のことです。

2020年の大幅改定でいったんシミュレーション問題は消えたそうですが、2023年ではシミュレーション問題は出題されているので対策が必須です。CCNAに受かる気がしない方はシミュレーション問題への対策がおろそかになっているはずなので、きっちりと対策をしましょう。詳細は別記事でまとめています。

ただルーター・スイッチの設定やコマンドは非常に基礎的な問題であり、実際に手を動かしてネットワーク設定をしていた方であれば簡単に解ける問題です。

ハンズオンでネットワークを学ぶことを強く推奨しますが、どうしても時間的に厳しい方はPing-tのコマ問で理解しながらアウトプットするのがよいでしょう。Ping-tを利用した勉強方法別記事でまとめいるので参考にしてください。

CCNAの合格体験記でシナリオ・シミュレーション問題を飛ばして合格できた方もいますが、いいお手本ではないです。現役のネットワークエンジニアの観点からいえばシミュレーション問題も答えられないのは実務ではお荷物になるので必ず解けるようにしましょう。

手を動かしてネットワーク構築すればシミュレーション問題は簡単

CCNAに役立つ情報

勉強方法

CCNAの試験概要とおすすめの勉強方法をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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