高度試験午前1と午前2の違い
IPA高度試験午前1と午前2の違いをわかりやすくまとめます。
高度試験の午前1対策としては直近1年分を除いた応用情報の午前の過去問を3年分、午前2対策としては各試験の午前2の過去問を直近3年分〜10年分やるのがおすすめです。
試験日
令和6年度(2024年)の試験日は2024年4月21日(日)です。
午前1と午前2の違い
IPA高度試験午前1と午前2の違いをまとめると以下のとおりです。
項目 | 午前1 | 午前2 |
---|---|---|
試験時間 | 50分 | 40分 |
問題数 | 30問 | 25問 |
問題形式 | 多肢選択式(四肢択一) | 多肢選択式(四肢択一) |
難易度 | やや簡単 | やや簡単 |
特徴 | 応用情報の午前問題から30問出る | 過去問から6割以上出題される |
午前1の対策方法
高度試験午前1は応用情報技術者試験の午前問題から抜粋された30問の問題が出題されます。
具体的にいえば、高度試験(ITストラテジストなど)の午前1の問題は同じ日に行われている応用情報の午前試験の80問の中から30問が選出されています。
いずれの高度試験であっても午前1で出題される問題はすべて一緒です。
そのため、高度試験の午前1対策としては、直近1年分を除いた応用情報の午前の過去問を3年分やるのがおすすめです。令和6年度(2024年)の春期試験の場合、前年の令和5年度を除いた、令和4、3、2年の応用情報の午前(春・秋)の6セット(480問)をやるのがおすすめです。
私自身の体験談としては試験の2週間前からひたすら演習・暗記・理解を繰り返すことで午前1は毎回突破しています。暗記が苦手な方は1ヶ月前くらいからコツコツとやることを推奨します。
過去問演習のサイトとしてはIPAの過去問や定番の過去問道場を利用するのがおすすめです。
午前1向けの参考書
高度試験の午前1対策におすすめの参考書は別記事でまとめています。
午前2の対策方法
高度試験午前2は各試験に特化した分野を中心に25問の問題が出題されます。
午前2は、各高度試験ごとに出題される内容が異なります。
高度試験の午前2対策としては、各試験の午前2の過去問を直近3年分〜10年分やるのがおすすめです。午前2は過去問からの出題率が6割以上あるため、過去問をひたすら解いて理解することで十分合格できます。
私自身の体験談としては試験の2週間前からひたすら演習・暗記・理解を繰り返すことで午前2は毎回突破しています。暗記が苦手な方は1ヶ月前くらいからコツコツとやることを推奨します。
過去問演習のサイトとしてはIPAの過去問や各試験の過去問道場を利用するのがおすすめです。
IPA試験に役立つ情報
午後対策の参考書
各高度試験の午前2・午後対策におすすめの参考書・本を別記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。
難易度ランキング
各高度試験の難易度ランキングを別記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。
参考年収
各高度試験の参考年収と市場価値をまとめているのでぜひ参考にしてください。
難易度・勉強時間
各高度試験の難易度・勉強時間をまとめているのでぜひ参考にしてください。
申し込み方法
情報処理技術者試験の申し込み方法は別記事でまとめています。
有効期限
情報処理技術者試験は一度合格したらずっと有効になります。有効期限はありませんので失効することもないです。近年では受験料が値上げしているので早めに合格しましょう。
国家試験?国家資格?
情報処理技術者試験は「国家試験」であり、「国家資格」ではありません。ただ例外として、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)は国家資格になります。