ITパスポートの受験方法
IPAがCBT形式で実施するITパスポートの申し込み方法を図解多めでわかりやすく解説します。
試験日
ITパスポートの試験日は通年でいつでも受験可能です。
例えば、本日から翌日〜3ヶ月以内の日程で受験予約が可能です。いわゆる試験日が決められているわけではなく、ご自身で都合のよい日程スケジュールを選んで受験できます。
受験料
ITパスポートの受験料・検定費は7500円(税込)です。今後も受験料がさらに値上げする可能性が高いのではやめに合格しておきましょう。
キャンセル不可・リスケ方法
IPA試験は申し込み後のキャンセルはできません。ただITパスポートは試験日程の変更が可能です。日程変更のやり方は別記事でまとめています。
試験申し込み方法
ITパスポートの試験申し込み方法は3ステップです。それぞれ丁寧にわかりやすく画像を用いて解説します。
- 利用者IDの作成
- 利用者情報の登録
- 試験申し込み
- 試験申し込み時にブラウザバックはしないでください
- ブラウザバックをするとセッションエラーになり手間が増えます
- ページ下部の「戻る」ボタンを利用しましょう
利用者IDの作成
まずはITパスポートの利用者IDを新規作成していきます。
ITパスポートの受験申し込みにアクセスし、「初めて受験する方はこちら」をクリックします。
ITパスポート試験の同意事項が書いてあるので、一読して下に移動し、「同意する」をクリックします。
次に利用者IDとメールアドレスを入力します。
利用者IDとメールアドレスが正しいことを確認して、「登録」をクリックします。
以上で利用者IDの登録が完了しました。
登録完了メールが届いているので利用者IDを忘れずに保管しておきましょう。また仮パスワードは初回ログイン時に利用するので、コピペしておきます。
利用者情報の登録
利用者IDの登録が完了したら、利用者情報の登録をしていきます。
ITパスポートの利用者ログイン画面にアクセスし、登録した利用者IDとメールに添付されていた仮パスワードでログインします。
正常にログインすると以下のようなトップ画面になります。申し込みをする前に、「利用者情報登録ページ」をクリックします。
利用者IDに紐づくパスワードの変更や個人情報の登録を行います。登録した住所にITパスポートの合格証明書が届くので、住所を正しく入力しましょう。
パスワードと個人情報が正しいことを確認して、「登録」をクリックします。
以上で利用者情報の登録も完了です。登録完了メールも届きます。
試験の申し込み
ITパスポートの受験予約・申し込み方法をしていきます。
ITパスポートの利用者ログイン画面にアクセスし、登録した利用者IDとパスワードでログインします。そして、左タブにある「受験申込」をクリックします。
受験会場を選択してください。各試験会場の最新の空き情報は試験開催状況一覧で確認可能です。試験会場ごとの試験日程、定員数、空き状況などが1時間ごとに更新されています。特定に日程が良い場合は、直前らへんになると試験日変更で空席ができたりするので、都度確認するのがおすすめです。
例として千葉県を選択すると以下のように受験可能な試験会場の一覧が表示されます。ご希望の試験会場を選択します。
試験会場で実施される試験日程から受験を決めて、青い数字をクリックします。青い数字は空き状況がある試験日で、それ以外はすでに満席となっているか、試験日として実施予定がないかのどちらかとなります。
時間帯を選択します。アンケート入力は任意で対応します。
受験申し込み情報とアンケートの回答が正しいことを確認します。
次に決済を行います。一般的なクレジット決済で説明します。「クレジット決済」をクリックします。
クレジットカードの情報を入力し、受験申し込み情報が正しいことを確認して同意事項に同意します。
以下がポップアップ表示されるので、問題なければ「OK」をクリックすることでクレジットカード決済が完了します。
以上でITパスポートの試験申し込みが完了です。メールも届いているので確認して、試験対策を進めていきましょう。
セッションエラーの解決方法
クレジットカード決済時のセッションエラーの解決方法を別記事でまとめています。
私自身も試験申し込み時にセッションエラーに遭遇しましたが、主たる原因はブラウザバックと思われ、Cookieを削除すれば解決できます。ブラウザはChromeでも対応可能です。
勉強方法
ITパスポートにおすすめ勉強方法を別記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。
模擬試験
ITパスポート公式の無料模擬試験の受験方法を別記事でまとめています。
持ち物
ITパスポートの当日の持ち物として利用者ID、受験番号、確認コードの三つの情報(確認票に記載)と有効な期限内の顔写真付き本人確認書類(運転免許証など)が必要です。確認票のダウンロード方法をまとめています。
合格発表
ITパスポート試験の合格結果は試験当日にはすぐ出ず、試験日の翌月の中旬に公表されます。
よくある質問
- ITパスポートは何日前に申し込みできますか?
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最短申込日の翌日に受験可能です。例えば12月10日に受験したい場合、12月9日に申し込みすれば受験可能です。ただし試験会場に空きがない可能性も高いので余裕を持って試験日を予約しましょう。
- ITパスポートは最短何日で取れる?
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最短申込日の翌日に受験可能なのでエンジニアであれば最短1日で取れる可能性はあります。
- ITパスポート試験は1年に何回ありますか?年何回ありますか?
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ITパスポートは年に決められた回数試験が実施されているわけではありません。ご自身が受験したい日程と試験会場の空き次第でいつでも受験可能です。
- ITパスポートはいつから受験できますか?
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ITパスポートはご自身が受験したい日程と試験会場の空き次第でいつでも受験可能です。
- ITパスポートの申込期限はいつですか?
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ITパスポートの申込期限は希望試験日の前日です。例えば12月10日に受験したい場合、12月9日に申し込みすれば受験可能です。ただし試験会場に空きがない可能性も高いです。
- ITパスポートの受験資格と年齢は?
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ITパスポートの受験資格と年齢に制限はありません。だれでも受験可能です。
- ITパスポート試験の年齢制限は?
-
年齢制限はありません。だれでも受験可能です。
- ITパスポートの自宅でのネット・オンライン受験は可能ですか?
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不可能です。ITパスポートの受験は試験会場で実施されます。
- ITパスポートのCBT方式はどんな感じ?
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CBT方式は試験会場のパソコンで選択肢をマウスで選択して答える方式です。マウスでぽちぽち答えるだけなので簡単です。
- ITパスポートの検定費・受験費用はいくらですか?
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ITパスポートの受験料は7500円(税込)です。別記事でまとめている通り、年々IPA試験の受験料が値上がりしているのではやめに合格しましょう。
- ITパスポートの希望試験日に空席がなく、予約が取れない
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ITパスポートは受験者数が多い人気の国家試験なので土日の空席はすぐ埋まりやすいです。ただ試験日の1週間前から3日前までになればリスケやキャンセルが多くなるので空席ができやすいので、直前まで空席をこまめに確認するのがおすすめです。空き状況は1時間ごとに更新されます。
- ITパスポートの試験会場はどこでもいいの?
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はいどこでも可能です。ご自身の近くのテストセンターを利用しましょう。試験会場は試験開催状況一覧で確認できます。
- ITパスポートは何曜日に実施されますか?
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通年の平日、土日に開催されています。何曜日でも受験可能です。詳細な日程は試験会場ごとに異なるので試験開催状況一覧で確認しましょう。
ITパスポートに役立つ情報
参考書・動画
ITパスポートにおすすめの本・参考書・動画コースは別記事でまとめています。
難易度ランキング
ITパスポートの難易度ランキングを別記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。
無料勉強サイト
ITパスポートの試験対策に役立つ無料勉強サイトを別記事でまとめています。
過去問から出る?出ない?
ITパスポートの問題は過去問から出るのか出ないのかを具体的な過去問を取り上げてまとめています。
参考年収
ITパスポートの参考年収と市場価値を独自調査したのでぜひ参考にしてください。
難易度・勉強時間
ITパスポートの30個の合格体験記から難易度、勉強時間を調べた結果をまとめています。
落ちた・再受験
ITパスポートに落ちたら見直したい3つのポイントと再受験についてまとめています。
ITパスポートは意味ない?
ITパスポートの意義と取得メリットを別記事でまとめています。
基本情報との違い
基本情報とITパスポートの違いについて別記事で詳しくまとめているので参考にしてください。
有効期限
ITパスポートは一度合格したらずっと有効になります。有効期限はありませんので失効することもないです。近年では受験料が値上げしているので早めに合格しましょう。
国家試験?国家資格?
ITパスポートは「国家試験」であり、「国家資格」ではありません。ただ例外として、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)は国家資格になります。
領収書の発行方法
ITパスポートの領収書の発行方法は別記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。