ITパスポート落ちたら見直す3点
ITパスポートに落ちたら見直したい3つのポイントと再受験についてまとめます。
ITパスポートに惜しくも不合格だった場合、必ず落ちた原因があります。よくある落ちる原因の3つと向き合い、徹底的に対策をして諦めず合格を目指しましょう。何度も落ちて受かる気がしない方はご自身の勉強スタイルがよくないことを認識して改善しましょう。
よくあるITパスポートに落ちた原因は以下の3つです。それぞれ解説していきます。
- 弱点を把握していない
- IT専門用語の理解をしていない
- 勉強時間が足りない
弱点を把握していない
まずはご自身の試験のスコアレポートを必ず確認して弱点を把握しましょう。
分野別評価でストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系のどの分野の得点が最も低いのかを把握して、苦手分野を中心に対策するのが最も効果的です。過去問道場を利用した各分野ごとの集中対策方法は別記事でまとめています。
ITパスポートはテクノロジ系42問、ストラテジ系32問、マネジメント系18問、8問は採点に絡まない問題で構成されているため、出題率の高いテクノロジ系とストラテジ系を入念に対策しましょう。
また、ITパスポート受験後は試験で問われた内容をまだ鮮明に覚えているはずなので、ご自身が活用している参考書で問われた内容を必ず確認しましょう。問われて答えられなかった問題を理解することで得点力に直結するので必ずやりましょう。
ITパスポートのスコアレポート・試験点数の確認方法や配点・採点方法については別記事で詳しくまとめているので、参考にしてください。
IT専門用語の理解をしていない
IT専門用語を暗記ではなく、理解してインプットしましょう。
過去問道場で過去問演習を行った方であれば選択肢の答えを覚えている方も多いと思いますが、ITパスポートでは過去問とまったく同じ問題文は出題されません。出題される用語の問われ方が変わるだけで内容を理解していれば解ける問題がほとんどです。
過去問を必死に覚えることに意味はなく、過去問で問われた内容や選択肢の用語をきっちりと理解すれば合格に近づけます。
ITパスポートの過去問からどのような形で出題されているのかを別記事でまとめているので参考にしてください。
勉強時間が足りない
ITパスポートは簡単な試験だと甘く見積もらず、勉強時間を十分確保しましょう。
ITパスポートの合格者の勉強期間・勉強時間を調べた結果、2週間から1ヶ月程度の勉強期間が65％を占めました。1日1、2時間の学習時間という仮説で勉強時間を検討すると、ITパスポートに合格するまでに必要な勉強時間は14時間〜60時間と推測できます。
ただあくまで参考値であり、ご自身の学習スタイルや理解度をもとにしながらスケジュールに落としこむのが大切です。そもそも勉強期間や勉強時間は他人と比較して一喜一憂するものではないので、ご自身の場合だったらどれくらいにかかるかの目安として頭に入れておきましょう。
ITパスポートの30個の合格体験記から難易度、勉強時間を調べた結果をまとめています。
よくある質問
- ITパスポートに落ちるのはやばいですか？
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IT初心者の方であれば馴染みも興味もない試験なので落ちる確率は上がります。自分も化粧品検定があれば落ちると思います。ただ落ちることよりも落ちたことを教訓にせず改善しないことの方が問題なので根気良く学習を続けましょう。そもそもITパスポートに何回目で合格しましたか？と聞かれることはほとんどないので前向きに再受験しましょう。
- ITパスポートに落ちてしまう確率は？
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ITパスポートの合格率は50％程度です。受験者の2人に1人が落ちる試験です。参考統計情報
- ITパスポートの用語を覚えられない
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理解をするのがベストですが最低限の暗記は必要です。覚えられないのは何度も期間をあけて復習をしていないからだと思われます。反復して復習を行うことをおすすめします。
- ITパスポートに落ちたら次はいつ受けれる？
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ITパスポートの再受験は受験日の翌日以降から再受験可能です。例えば、15日に受験して落ちてしまった場合、翌日の16日は再受験が不可能ですが17日からであれば再受験が可能です。参考
ITパスポートの再受験
再受験はいつから
ITパスポートの再受験（2回目以降）は受験日の翌日以降から再受験可能です。参考
例えば、15日に受験して落ちてしまった場合、翌日の16日は再受験が不可能ですが17日からであれば再受験が可能です。
ただ再受験の日を慌てて数日後にせず、きっちりと弱点の対策を行った上で計画的に受験することをおすすめします。
再受験の費用
ITパスポートの再受験（2回目以降）の費用は初回受験時と変わらず7500円（税込）となります。
再受験で受験料が安くなったり、高くなったりすることはありません。
再受験で同じ問題は出る？
ITパスポートの再受験（2回目以降）で同じ問題は出ることはほぼありません。
ITパスポートに関わらずCBT方式ではあらかじめ用意された問題プールからランダムまたは特定のアルゴリズムに基づいて出題されます。
問題プールには数100〜数1000問程度の問題が用意され、定期的に内容の更新がされていると推測できるので同じ問題が出ることは確率的に低いです。
再受験の申し込み
ITパスポートの再受験の申し込み方法は別記事でわかりやすくまとめています。
ITパスポートに役立つ情報
勉強方法
ITパスポートにおすすめ勉強方法を別記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。
参考書・動画
ITパスポートにおすすめの本・参考書・動画コースは別記事でまとめています。
難易度ランキング
ITパスポートの難易度ランキングを別記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。
無料勉強サイト
ITパスポートの試験対策に役立つ無料勉強サイトを別記事でまとめています。
参考年収
ITパスポートの参考年収と市場価値を独自調査したのでぜひ参考にしてください。
基本情報との違い
基本情報とITパスポートの違いについて別記事で詳しくまとめているので参考にしてください。
有効期限
ITパスポートは一度合格したらずっと有効になります。有効期限はありませんので失効することもないです。近年では受験料が値上げしているので早めに合格しましょう。
国家試験？国家資格？
ITパスポートは「国家試験」であり、「国家資格」ではありません。ただ例外として、情報処理安全確保支援士（登録セキスペ）は国家資格になります。
