LPICレベル1の参考書・問題集・動画
LPICレベル1におすすめの参考書・問題集・ハンズオンを紹介します。本のみのインプットだけだと理解がきついので、動画やハンズオンを活用して本質的な理解をしながら学習を進めるのをおすすめします。
私自身、IT未経験からSESの会社に入社し、1ヶ月でLPICレベル1に合格しました。現在はLPICレベル3まで取得しております。LPIC level 3の合格体験記は別記事でまとめています。
IT未経験の方であればコマンドのオプションなどの暗記に嫌気がさすと思いますので、実際に手を動かしながら学ぶハンズオンも紹介します。
Linux参考書は高く売れるかも
LPIC・LinuCなどのLinux参考書を購入したときに丁寧に使用・管理すれば、高く売れる可能性が高いです。私自身が一括査定買取サイトでIT参考書を査定に出した体験談をまとめているのでぜひ参考にしてください。
高く売るコツとしては、きれいな状態で管理して、使用したらすぐに売ることです。
LPICとLinuCは別試験
よく間違われやすいですが、LPICとLinuCは別々の団体が行なっている別試験です。LPICがグローバルスタンダードなのに対して、LinuCは日本に特化したLinux試験である点が特徴です。ただ試験内容自体は大きく変わることはありません。
受験時には間違えないように気をつけてください。基本的にはLPICを受験される方が多いですが、LinuCも徐々に知名度は上がってきてます。
LPI公式の無料教科書
LPI公式から無料の教科書が提供されているのでまずは参考にしてください。
ただ、内容がまだまだ更新・翻訳されていない点やIT初学者には向かない堅苦しい説明となっているので参考程度に眺めるのがおすすめです。
おすすめの入門書
定番の入門書
LPIC level1対策で人気の入門書です。
本書はLinuxを使ったことのない初心者におすすめで、LPIC level1対策に向けての基礎固めを行うためのLinux入門書です。本書を活用してから、本格的な参考書に手を伸ばす方が多いです。
入門書ゆえに内容は別の参考書で深める必要があるのであくまでLPIC対策の概要を理解するさわりの本です。
- 人気の入門書
- Linux初心者におすすめのさわりの本
- 入門書ゆえに内容は不十分
Linuxの教科書
本書は、Linux初心者に強くおすすめしたい評価の高いLinux入門書です。
特定のLinuxコマンドが用意されている理由やエラーになる原因など具体的かつ実用的な理解に役立つのが特徴です。
Linux初心者のみならず中級者から上級者まで役立つ内容が広範囲に、深く、丁寧に記載されているので個人的におすすめの良書です。エンジニアとして現場に入ったあとでもLinuxの教科書として何度も読み返したい参考書です。
- 評価の高いLinux入門書
- 具体的かつ実用的な理解に役立つ
- 教科書として何度も読み返したい参考書
おすすめの参考書
新発売の黒本
2023年10月に発売された最新のLPICレベル1参考書・問題集です。一般的には黒本と呼ばれます。
具体的なLinuxコマンドの出力例や図解を用いながら、Linux初心者でも理解できるように丁寧な言葉で解説されています。また、重要なポイントや覚えるべきポイントをピックアップしてまとめられているので理解しやすいです。
巻末には101試験と102試験の模擬問題がそれぞれ用意されているので問題集としても活用できるのが便利です。さらに、学習用仮想マシンの環境構築もでき、Linuxコマンドを実際に試すこともできるのでハンズオンも利用できます。
- 2023年10月発売の最新の参考書・問題集
- 具体的なLinuxコマンドの出力例や図解を用いて丁寧に解説
- 101試験と102試験の模擬問題も用意
- 専用仮想マシンでハンズオンも可能
定番のあずき本
LPICレベル1対策の書籍で最も人気・定番の参考書です。俗にいう、あずき本です。
本書はLPI公式の認定テキストとして出題範囲を万遍なくかつ分かりやすく解説されています。
また、章ごとに学習内容を確認するための練習問題とLPIC 101と102の模擬試験を各1回分用意されています。さらに、Linux実習環境をWebサイトからダウンロード可能であり、実際に手を動かして学べます。
Linux初心者の方にとっては難しいと感じる方も多いも散見されるので、本書は辞書として活用し、問題演習後に関連項目を何度も読み返す使い方がおすすめです。
- 最も人気・定番の参考書
- LPI公式の認定テキスト
- LPIC101と102の模擬試験を各1回分用意
- Linux実習環境でハンズオンも可能
- 辞書として活用するのがおすすめ
おすすめの問題集
人気の問題集
書籍で最も人気で定番の問題集です。
本問題集はLPI公式の認定テキストとして出題範囲を万遍なく学べる問題集です。各問題に対して豊富な図や表を使った解説がされているため理解するのに役立ちます。504問の問題演習が用意されているので、すべての問題を理解すれば合格できる可能性はかなり高いです。
552ページと分厚いため持ち運びに困る点には注意が必要です。通勤などではWeb問題集であるPing-tを併用しながら問題演習を行うと合格にかなり近づくでしょう。
- 最も人気で定番の問題集
- LPI公式の認定テキスト
- 豊富な図や表を使った解説
- 504問の問題演習が可能
- 持ち運びにはやや重い
定番の無料Web問題集
IT試験対策で定番のPing-tです。スマホでもPCでもどこでも学べるWeb問題集サイトです。
本問題集は無料でLPIC 101の700問以上の問題演習を利用できます。解説も非常に丁寧にされており、無料教材の中で群を抜いてクオリティが高いです。また、解説を読んでわからなかった場合は掲示板フォーラムを通じて質問も可能です。質問に対しての返答も早く、丁寧に解説してくださるユーザも多いので私自身も非常に助かりました。
ただLPIC 102の問題集は有料会員(1ヶ月2400円〜)になる必要があります。ただ、価格も安く、LPICレベル1のみならず、LPICレベル2、LPICレベル3を続けて勉強していきたい方はぜひ利用しましょう。
Ping-tの合格体験記はぜひ参考にしましょう。
- 定番のWeb問題集サイト
- 無料でLPIC 101の700問以上の問題演習が可能
- 掲示板フォーラムで質問も可能
- LPIC 102は有料
- LPIC上位資格も取りたい方におすすめ
おすすめの動画・ハンズオン
Udemyはセールで購入しよう
Udemyは動画学習プラットフォームです。米国のオンライン教育プラットフォームであるUdemyは、ベネッセ(Benesse)と事業パートナー契約を結んでおり、ベネッセが日本における事業を行っています。
Udemyでは頻繁にセールが開催されるので、セール期間中であれば2000円以内で購入することも可能です。また、30日以内であれば返金申請が可能なので気軽に受講しやすいです。
- Udemyでは頻繁にセールが開催
- Udemyセール中は2000円以内になることも
- 30日以内であれば返金申請が可能
Udemy動画コースの受講に役立つ記事は別記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。
人気の動画コース
【完全版 101 + 102】LinuCレベル1試験対策講座
LPICとLinuCのlevel1に対応した人気の動画コースです。
Linuxの基礎を体系的に学ぶことに最適化されており、技術背景や副次的情報も付け加えて、IT初心者でも理解しやすいような工夫がなされているのが特徴です。動画で丁寧に解説されており、わかりやすく学べるのでテキストベースでの勉強だと捗らない方におすすめの動画コースです。
無料お試し学習も用意されているので、ぜひ試してみてください。
- 人気の動画コース
- Linuxの基礎を体系的に学べる
- テキストでの勉強が捗らない方におすすめ
コマンドを身につける
Linuxで重要な頻出コマンドを長期記憶に焼き付けるためのハンズオンコースです。
Linux操作の効率を高めるため、覚えてしまった方が効率が良い頻出コマンドだけを厳選して扱われています。
また、コマンドやオプションの由来から丁寧にかみ砕いて解説されているのが特徴です。100問以上のフラッシュカード式の演習問題で記憶に定着しやすいよう仕組み化されているのも非常に有益です。
- Linux頻出コマンドを覚えるハンズオン
- 丁寧にかみ砕いて解説されている
- 記憶に定着しやすいよう仕組み化されている
5日で学ぶ動画コース
初心者からLinuxのコマンドラインを使いこなせるようになるハンズオン講座です。
Linuxを使う上で必須のコマンドを実際に手を動かしながら学習できます。また、違和感を感じそうなところでLinuxの仕組みや考え方を紹介しているので、モヤモヤさせないように考慮されています。
最短5日でLinuxの仕組みと考え方を身に付けながら、Linuxコマンドになれることができます。
- 初心者からLinuxコマンドに慣れるハンズオン
- 必須のLinuxコマンドを実際に手を動かしながら学習
- 最短5日でLinuxコマンドに慣れる
LPICに役立つ情報
無料勉強サイト
LPIC試験に役立つLinuxを無料で学べる学習サイトを紹介しているのでぜひ参考にしてください。
受験料
各LPIC試験の受験料とバウチャー入手方法を別記事でまとめています。
試験申し込み方法
LPIC試験の申し込み方法は別記事でわかりやすくまとめています。