【解説】Udemyの英語を日本語に自動翻訳する方法
Udemyの英語を日本語に自動翻訳する方法を紹介します。
最初に結論をまとめると、Chromeの拡張機能かMicrosoft Edgeの自動翻訳を利用することで、Udemyの動画コースの英語字幕をリアルタイムで日本語に自動翻訳できます。スマホだと自動翻訳できる方法がなかったので、前述のPCブラウザで学習するのがおすすめです。
【方法1】Chromeの拡張機能で自動翻訳する場合
2023年6月現在で、Udemyの動画の英語字幕を自動で日本語に変換するChromeの拡張機能を紹介します。
「Video CC translator」は、UdemyやYoutubeの字幕を自動翻訳してくれるおすすめの拡張機能です。
Video CC translatorを活用したUdemy動画の自動翻訳方法は以下の通りです。
- Video CC translatorにアクセスし、Chrome拡張機能に追加する
- Video CC translatorの対象サイトでUdemyを有効にする
- Udemyの動画タブにVideo CC translatorのマークで日本語に翻訳設定
まずはVideo CC translatorにアクセスし、Chrome拡張機能に追加してください。その後、Chromeタブの拡張機能をクリックし、Video CC translatorを固定しておくと便利です。

Video CC translatorの対象サイトでUdemyを有効になっていることを確認してください。今回は、テストとして英語のみで提供されているUdemyの無料の動画コースを自動翻訳していきます。

その後、UdemyでChromeをページ更新や必要であればスーパーリロードしてください。すると、以下のように、動画のタブにVideo CC translatorのマークが追加されます。字幕の設定を以下のように設定すると、日本語が表示されます。日本語の字幕の位置はドラッグアンドドロップで移動できます。
動画の進行にあわせて、自動的に英語から日本語に自動翻訳してくれます。

「キャプション設定」で日本語字幕の位置をビデオの下に表示したり、フォントの色やサイズを変更できます。

紹介した「Video CC translator」の他にも、「Udemyデュアル字幕 – 字幕翻訳者」や「SubTrans – 一般字幕翻訳者スイート」などのChrome拡張機能もあります。
Video CC translatorは「プライパシーへの取り組み」で「デベロッパーは、お客様のデータを収集または使用しないことを表明しています」ので、安心して利用できます。
一方、後者は「プライパシーへの取り組み」を確認すると、個人情報を抜き出していると明記されています。説明文的にも中華製のChrome拡張機能の可能性が高いため、利用しないことをおすすめします。
【方法2】Microsoft Edgeで自動翻訳する場合
Microsoft Edgeで自動翻訳する方法として、Microsoft Edgeに備わっている自動翻訳機能で英語から日本語に翻訳できます。
Microsoft Edgeを活用したUdemy動画の自動翻訳方法は以下の通りです。
- Microsoft Edgeにアクセスし、ダウンロードする
- Microsoft EdgeでUdemyにアクセスし、右クリックで日本語に変換する
Microsoft Edgeにアクセスし、ダウンロードしたら、Microsoft EdgeでUdemyの対象コースにアクセスします。今回は、テストとして英語のみで提供されているUdemyの無料の動画コースを自動翻訳していきます。
右側のトランスクリプションは動画タブに表示できる箇所があるのでクリックすると表示できます。

右クリックで「日本語に翻訳」をクリックします。

右側のトランスクリプションと動画の字幕が両方とも英語から日本語に自動翻訳できました。もちろん、動画の進行にあわせて、自動的に英語から日本語に自動翻訳してくれます。再度、英語に戻したい時はページをリロードしてください。

【方法3】DeepLで翻訳する場合
DeepLという高品質の翻訳ツールを利用して、より正確な日本語に翻訳することもできます。
DeepLは、英語の問題集を日本語訳したいときには非常に役立ちますが、動画をリアルタイムに自動翻訳して字幕表示するのには向いていません。なお、コピペできなかったりする場合はChromeの拡張機能であるAbsolute Enable Right Click & Copyを利用することで、コピペできるようになるのでDeepLで翻訳してみるといったことができます。
私自身はDeepLの月額プラン(30日間無料)に加入しているため、Webページそのものを翻訳できる機能も利用していますが、Microsoft Edgeの自動翻訳でも高品質なため、DeepLを積極的に利用する必要性はあまりないと感じます。
コストをかけたくないのであれば、Microsoft Edgeを利用し、DeepLは補助的に活用するのがおすすめです。(自身はChromeユーザなのでDeepLを愛用していますが。。)
【方法4】スマホ(IOS、Android)のブラウザで自動翻訳する場合
スマホ(IOS、Android)のブラウザで自動翻訳する方法は、確認できませんでした。
Chromeはスマホのブラウザだと拡張機能が使えません。また、スマホでUdemyの動画講座をMicrosoft Edgeの自動翻訳しても動画字幕は英語から日本語に変換されませんでした。
スマホでUdemyの動画を自動翻訳する方法はなかったため、PCのブラウザから学習するのがおすすめです。
【方法5】Udemyのアプリ(スマホ)で自動翻訳する場合
Udemyのスマホアプリで自動翻訳する方法は、確認できませんでした。
Udemyのスマホアプリで学習する場合は、日本語字幕に対応したものを購入するのがよさそうです。スマホでUdemyの動画を自動翻訳する方法はなかったため、PCのブラウザから学習するのがおすすめです。
【参考】Udemyの翻訳が上手くできなければ30日の返金保証を検討しよう
Udemyの有料コースには30日間の返金保証がついているため、英語のコースを買って使い物にならないのであれば、返金しましょう。Udemyの返金申請方法を別記事でまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ
最後にまとめます。
- Chromeの拡張機能とMicrosoft Edgeの自動翻訳でリアルタイムに自動翻訳できる
- スマホだと自動翻訳できる方法がない
以上!