2023年7月11日から新バージョン(SCS-C02)に変更!
AWS SCSでは、2023年7月11日から旧バージョン(SCS-C01)から新バージョン(SCS-C02)に試験のアップデートがされます!AWS公式が公表している試験ガイドは↓となります。
AWS Certified Security – Specialty (SCS-C02) 試験ガイド
2023年7月11日以降に受験される方は新バージョン(SCS-C02)の試験内容になります。変更された内容で大事なポイントを中心にまとめていきます!
まとめると、大きな変更点は以下の通りです。
- 試験分野・割合が変更された
- 試験範囲(新規AWSサービス)が増えた
旧試験(SCS-C01)と新試験(SCS-C02)の違いまとめ
【変更点1】試験分野・割合の変更
セクション | 新試験(SCS-C02) | 配点割合 | 旧試験(SCS-C01) | 配点割合 |
---|---|---|---|---|
第1分野 | 脅威検出とインシデント対応 | 14% | インシデントへの対応 | 12% |
第2分野 | セキュリティロギングとモニタリング | 18% | ログ記録とモニタリング | 20% |
第3分野 | インフラストラクチャのセキュリティ | 20% | インフラストラクチャのセキュリティ | 26% |
第4分野 | Identity and Access Management | 16% | アイデンティティ管理とアクセス管理 | 20% |
第5分野 | データ保護 | 18% | データ保護 | 22% |
第6分野 | 管理とセキュリティガバナンス | 14% | – |
試験分野・割合の変更点の概要としては以下のとおりです。
- 第6分野で管理とセキュリティガバナンスが新規追加された
- 配点割合がそれぞれ変更された
旧試験(SCS-C01)と新試験(SCS-C02)の違いの1点目は、第6分野で「管理とセキュリティガバナンス」のセクションが新たに追加されたことです。配点割合も14%と無視できないため、それぞれの分野を満遍なく勉強することが求められます。
【変更点2】試験範囲にVPC Network Access Analyzer が増加
旧試験(SCS-C01)と新試験(SCS-C02)の違いの2点目は、新試験(SCS-C02)では試験範囲にNetwork Access Analyzerが追加された点です。
Amazon VPC Network Access Analyzerは、VPCネットワーク内のトラフィックを可視化し、AWS上のリソースへの意図しないネットワークアクセスを特定するセキュリティサービスです。
大幅に新規サービスが追加されたわけではないので、特に心配する必要はなさそうです。
新試験の対策方法【SCS-C02】
【対策1】公式ページを必ず確認する
新バージョンのAWS Certified Security – Specialty(SCS-C02)の詳細情報をAWS 認定セキュリティ – 専門知識にまとめられているので、必ず確認しましょう!
【対策2】模擬試験を受験する(無料)
新バージョンのAWS Certified Security – Specialty(SCS-C02)の模擬試験(20問)も公式から公表されているので、こちらも必ず受験しておくことをおすすめします!しかも模擬試験は無制限に受験できます!
AWS認定セキュリティ – スペシャリティ 公式練習問題集(SCS-C02 – 日本語版)
「AWS SkillBuilder」というプラットフォームで模擬試験が提供されているため、初めて利用される方向けにユーザ登録から模擬試験の受験方法までを別の記事で解説しておりますのでぜひ参考にしてください。

【対策3】新バージョンに対応する参考書・問題集を活用する
新バージョンのAWS Certified Security – Specialty(SCS-C02)に対応したおすすめの参考書や問題集を別記事で紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください!

【参考】試験の申し込み方法【SCS-C02】
試験の申し込み方法を別記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。

まとめ
最後に簡単にまとめます!
- 2023年7月11日から新バージョン(SCS-C02)に変更
- 試験割合が大きく変更された
- 新試験(SCS-C02)の試験範囲にVPC Network Access Analyzerが追加された
以上!