【合格体験記】AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト (SAA-C02)
2020年12/18に2回目となるAWSアソシエイト(SAA-C02)を受験しました。
結果は合格でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1回目の反省点を踏まえまして、対策した結果、見事合格できました!!
今後AWSアソシエイトを受験される皆様のために、為になる記事になりましたら幸いです!!
筆者の受験当時の状況
受験者の経験値やスキルによって、資格の難易度や勉強時間は変わってきます。
参考までに私の受験前の状況ですが、以下となります。
- 社会人3年目でインフラ系、特にネットワークの設計構築を担当
- AWSは1年目にEC2サーバを立てたこととRoute53を触った程度
- CCNPやLPIC303を取得済みであるものの、ストレージやデータベースはほぼ無知
- AWSアソシエイトを受験する前に、1か月かけてAWSクラウドプラクティショナーを取得済み
- AWSアソシエイトの1回目の挑戦は、合格点より100点少ない点で不合格に(笑)
- やる気と時間だけはある(MAXで平日の1時間、土日に2時間は勉強できる)
1回目の受験時には「知識不足」と「試験対策」の重要性を身を以て体感したので、それを踏まえて2回目のAWSアソシエイトの受験に向かいました!!
1回目のAWSアソシエイトの不合格体験記は↓になります

AWSアソシエイト受験の結果
試験結果は760点で、合格点の720点から意外とギリギリでした。。
結構解いた手応えはよかったのですが、点数はそこまで伸びなかったのでびっくりしました。


出題割合別で確認すると、2つの分野で合格基準点に達していませんでした。
スコアの割合の高い「レジリエントアーキテクチャの設計」、「高パフォーマンスアーキテクチャの設計」で得点を稼いだことが合格の要因だと思います。


合格スコア (ボーダーライン) | 720/1000 |
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試験スコア (試験の得点) | 760/1000 |
問題数 | 65問 |
試験時間 | 140分 ※時間に余裕はある |
試験日 | 2020/12/18 |
難易度 | なかなか難しかった |
総勉強時間 | 30時間 |
AWSアソシエイト受験の感想
問題の手応え
51/65 | ◎(自信がある) |
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11/65 | △(消去法でこれかなという自信の程度) |
3/65 | ×(わからない、全く自信がない問題) |
問題の手応えは↑でした。
基本的には問題文の中で指摘されている「要件」が明確なので、それに沿って、これが最適な解答だと判断できる問題が多かった印象です。
ただ中には日本語がわかりずらい面もありました。
英語では同じ単語を使っているのにもかかわらず、日本語のニュアンスを変えていることもあったので困る点もありました。
消去法でこれかなと思う問題がそれなりにありました。
2択までは簡単に絞れますが、あと一歩理解ができていないなと思いました。。
例えば、storage gatewayの3つのタイプの違い、route53の地理的近接性ルーティングと位置情報ルーティングの違いなどは理解しておくべきです!!
- 2択までは絞れる問題が多いので、サービスの理解を比較しながら学習すると最適!
時間配分
AWSアソシエイトの試験時間は140分です。
問題数は65問で、一問あたり約2分くらいで問題を解くことになります。
正直、時間は余裕があるはずなので、わからない問題はすぐに後回しにしてあとから問題を見直すようにしましょう!!
私の場合は90分で一通り問題を一周して、わからない・後回しにした問題は25分で復習して試験を終了しました。25分ほど余りましたので、問題は慌てることなく解いていきましょう!!
- 時間は140分と余裕があるはずなので、慌てずに!!
重要なAWSサービス
問題内容としては細かいことは言えませんが、重要なAWSサービスをピックアップします。一部の参考書では対応できていないので、個別に調べるか対策されている参考書で勉強することをおすすめします!!
- Aurora Severless
- AWS SnowballEdge
- EFS
- ECS,Fargate
- IAMポリシーの設定方法(JSONベースの書き方)
- AWS Shield
- AWS Storage Gateway
- Amazon FSx for Windows File Server
- Kinesis Data Stremes
- AWS Glue
- AWS KMS
- Direct Connect
- わからないサービスがある時点で合格は遠ざかるので、そのサービスを利用することでどういう要件の時にどういう利点があるのかを必ず理解しておくべき!!
合格するための対策
①試験範囲と出題割合から対策をする
当たり前ですが、AWSアソシエイトの試験も試験範囲からしか出題されません。
また、その出題範囲もどれくらいの割合で出題されるのかを確認することができますので、それを活用していきたいと思います。
AWSアソシエイトの試験範囲と出題割合を確認する方法は↓の通りです!
- AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイトの公式サイトにアクセスする
- ↓画像の通り、「試験ガイドのダウンロード」をクリック
- 別のタブでページが開かれるので、そこで確認できる!
②最新のバージョンに対応した参考書で勉強する
2020年3月23日以降から新しいバージョン (SAA-C02)になりました。
正直、AWSアソシエイトの参考書の中には、新しいバージョン (SAA-C02)に対応していないものが多いです。
実際に使ってみて役立った参考書を紹介します。
↓は教科書として最適だと思います。1からAWSアソシエイトを受験する人でもわかりやすい言葉で説明されています。主要なサービスをどのように使うのか、このサービスはどのくらい重要なのかがわかりやすいので、教科書としておすすめします!
デメリットとしては新しいバージョン (SAA-C02)に対応しているわけではありませんが、主要なサービス(S3,Route53,RDS,Auto Scalingなどの最重要サービス)を理解するのに最適だと思います!
↓は一通りサービスを学習した後や試験の直前対策として活用するのが最適だと思います。
この本一冊では合格は厳しいですが、ある程度AWSサービスを活用している方やもう少しで合格できたのにという方にはおすすめの一冊です!!
1番のメリットは唯一新しいバージョン (SAA-C02)に対応している参考書で、重要になったサービスの内容まで網羅していることです!



③Udemyの問題集で問題に慣れる
AWSサービスは情報のアップデートが早いので、問題集も陳腐化したものが多いです。
その中でも、UdemyのAWSアソシエイトの問題集は、試験後に見ても、本番と同じような問題形式で、本番と同じような考え方ができるので非常におすすめです。
参考書は必要ないという方でも、試験を受けるからには本番慣れをする必要があります。参考書の模擬試験やAWSの模擬試験では問題数が少ない、かつ、本番問題に近くないので、問題集としては↓をおすすめします!!
【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集

実際の問題に非常に近い形に慣れていたことが合格した最大の要因でした!問題のアップデートも頻繁にされているので、正直参考書よりもUdemyのAWSアソシエイトの問題集が最もおすすめできます!



④徹底的にサービスの理解をする
基本的ですが、これが一番の王道だと思います。
わからない、あいまいなAWSサービスがあったら、とことん調べてみる。
特にAWS公式のblack belt(↓に記載)はわかりやすい資料があり、ソースの信頼度が絶対的に高いので目を通すことが重要だと思いましたので、AWS公式のblack beltに目を通して対策していきます!!
また、本当にイメージがつきにくい部分は手を動かすのが一番だと思いますので、ハンズオンで評判の↓をできれば活用してみたいと思います!!
いつくらいにAWS試験を受けるべき?
Udemyの問題集で8割を安定的に取れるように!
仮にUdemyのAWSアソシエイトの問題集で学習した場合、6つの演習コースのうち3つ以上のコースで80%以上がコンスタントに取れるようになったら受験に挑戦してみてもいいと思います!
欲を言えば、6つの演習コースをすべて80%以上に取れることがベストですが、ほぼ安定したスコアを取れるようになったら理解は深まっているはずなので受験したほうがいいと思います。
参考までに自分のAWSアソシエイト合格時の問題集の進捗は以下でした!
※3つしかやってない状態で、ちょうど合格ラインだったので参考までに!
演習テスト1 | 3回目で正答率95% |
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演習テスト2(高難度) | 3回目で正答80% |
演習テスト3(高難度) | 1回目で正答率46% |
演習テスト4(高難度) | 2回目で正答率83% |
演習テスト5(高難度) | 1回目で正答率46% |
演習テスト6(高難度) | 1回目で正答率53% |
受験方法・申し込み方法
AWSアソシエイト試験の申し込み方法は↓でまとめているので、ぜひ参考にしてください!


