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【検証】Cloud License(TechStock、小岩、koiwaclub)の怪しい評判をまとめてみた

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目次

Cloud License(TechStock、小岩、koiwaclub)の怪しい評判

Cloud License(TechStock、小岩、koiwaclub)の怪しい評判をまとめます。

結論から言えば、おすすめしません。いわゆるブレインダンプサイトの可能性が非常に高いと疑われるので、利用しないようにしましょう。当サイトでは基本的に紹介・推奨はしておりません。

2023年9月に商標名を「TechStock」から「Cloud License」に変更されています。私自身フリーランスのネットワークエンジニアなので馴染みがあるのですが、「TechStock」というフリーランスエージェントがあるのでそこから訴えられたのでしょう。

それなりの法人であれば商標権という商品名の看板をあっさり譲らない(というかそもそも商標名を利用する前に入念に調査・検討するはず)ので、ずさんな運営にみえます。koiwaclub→TechStock→Cloud Licenseと何度も変更している時点でちゃんとした会社や運営元ではないと思います。

AWSに通報する方法

怪しいものは使わない

AWS資格の有意性を保つためにもブレインダンプサイトは使わないようにしましょう。

ブレインダンプサイトとは、試験の問題や解答が非合法に共有されるウェブサイトやフォーラムのことです。AWSに限らずIT資格試験において、ブレインダンプサイトの問題は長年の課題となっています。

AWS資格に関する情報を当サイトでも多く発信しているのでAWS資格はここ数年で非常に人気になっていると強く感じます。特に短期間で12冠の方が増えていますが、ほとんどの方はいわゆるブレインダンプサイトを利用していると思います。なぜなら、短期間でAWS実務経験の浅い方が効率よくAWS資格を取得するのには無理があるからです。

特に私が残念なのはブレインダンプサイトをおすすめするようなブログサイトや合格体験記が多いことです。当人がブレインダンプサイトを利用して短期間で合格しているようなケースが多いので、それに目がいく検索ユーザが多いのでしょう。

自分が楽をしたいためにブレインダンプサイトのような怪しいものを平気で利用する方は、私はエンジニアとして信頼できないです。エンジニアという信頼性が求められる職務で、私利私欲を優先したり、怪しいものを疑いもせず利用する倫理観の方はどうみても危険です。

AWS資格を取ったことよりもどうやって学習したのかを知ることでその方の価値観を把握できるということがエンジニア採用で広まってほしいと強く願ってます。

運営元が明記されていない

まず1番気になるのは運営元が明記されていません。

基本的に金銭取引をするサイトで運営元が明記されていない点は非常に怪しいので、注意しましょう。当ページに訪れるような常に物事を疑い、真偽を確かめるエンジニアの方は大丈夫だと思いますが。

法人なのか個人なのかも不明ですが、トラブルとなった場合に泣き寝入りするようなことになるのがオチなので気をつけてください。

TechStock-怪しい評判まとめ-1
TechStock-怪しい評判まとめ-1

料金プランが見れない

次に気になるのは有料料金プランを確認するのに、事前に無料会員登録が必要な点です。

2023年時点で無料会員登録しなければ有料料金プランを確認できない仕様となっているサイトはCloud License(TechStock、小岩、koiwaclub)以外に個人的には知らないです。

「事前に無料会員登録をしなければならない」というのがミソで、料金プランで購入をやめた場合でもユーザの個人情報は登録されています。運営元が不明瞭なサイトであなたの大事な個人情報がどのように扱われているかを想像してみてください。

TechStock-怪しい評判まとめ-2
TechStock-怪しい評判まとめ-2

特定商取引法に基づく表記が見れない

消費者を守る特定商取引法に基づく表記も事前に無料会員登録しないと確認できません。

特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。 具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。

「特定商取引法ガイド」より引用 https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/

個人情報を登録する無料会員登録の前に、一般的なサイトの場合「特定商取引法に基づく表記」を設けています。例えば、無料でAWS SAAの問題集を提供しているIT試験資格サイトのPing-tもトップページの下部に設けています。

怪しいサイトにお金を払って利用するよりも、IT資格試験対策サイトとして実績があり、無料でAWS SAAの問題集を提供しているPing-tを利用するのが賢明です。

TechStock-怪しい評判まとめ-3
TechStock-怪しい評判まとめ-3

日本語が怪しい

サイト上の軽度なミスなのか日本語の表現が怪しい点があります。

前述の「特定商取引法に基づく表記」を確認する文言も変な日本語になっています。参考までに、よくある「ブレインダンプサイト」と呼ばれるIT資格サイトの問題試験情報を海外サイトなどから取得して翻訳しているようなサイトの場合、怪しい日本語であることが多いです。

突然サイト名・ドメイン名を変更

2022年9月にサイト名とドメイン名(小岩→TechStock)にそれぞれ変更されました。変更された理由は一切記載がなく、変更時の事前公表もなかったため困っているユーザも多数見受けられました。

今後もユーザに事前公表することなく、事後公表で運営者の都合よく変更される可能性も高いです。

なお2023年9月に商標名が「TechStock」から「Cloud License」に変更されています。

TechStock-怪しい評判まとめ-5
TechStock-怪しい評判まとめ-5
TechStock-怪しい評判まとめ-6
TechStock-怪しい評判まとめ-6

AWS本番試験と同様の問題がなぜか多い

AWS本番試験と同様の問題が多いとのことです。

参考までに、「ブレインダンプサイト」は外部に流失した問題試験情報を海外サイトからもってきて、日本語に翻訳しているサイトです。「ブレインダンプサイト」の特徴としては、非常によく似た試験問題があることや問題の的中率の高さを謳っていることが多いです。

TechStock-怪しい評判まとめ-7
TechStock-怪しい評判まとめ-7

問題を指摘すると消されたりする

問題の解答の間違いを指摘したが、指摘自体を削除された方もいるみたいです。

TechStock-怪しい評判まとめ-4
TechStock-怪しい評判まとめ-4

AWSに通報する方法

AWS認定資格に関する怪しいサイトをAWSに通報する方法を紹介します。一人一人の報告がAWS資格の有意性につながります。私自身もAWSに報告しました。

AWS認定プログラムアグリーメントに記載のあるとおり、AWS認定資格に関する怪しいサイトは「aws-examsecurity@amazon.com」に報告しましょう。

1.3 参加者の責任

(中略)

(e)参加者がアクセスした、認定試験または試験関連資料を含む不正内容開示物を aws-examsecurity@amazon.com にて AWS に報告し、(f)電子メールアドレスを定期的に確認し、@amazon.com のドメインから送信される電子メールによる伝達事項を確実に受け取るようにするなど、全ての AWS 認定アカウント情報を最新に保つ。

AWS認定プログラムアグリーメント

まとめ

最後にまとめます。

  • Cloud Licenseは運営元が明記されていない
  • Cloud Licenseは料金プランをみるのに無料会員登録が必要
  • Cloud Licenseは特定商取引法の表記をみるのに無料会員登録が必要
  • Cloud Licenseは日本語が怪しい点がある
  • Cloud Licenseは予告なく変更される可能性が高い
  • Cloud Licenseは問題集の出典・取得方法・作成方法が不明瞭
  • Cloud Licenseは不都合な指摘は削除される可能性が高い
  • 怪しいサイトは「aws-examsecurity@amazon.com」に報告

以上!

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