【合格体験記】3回目のAWS SOA(SOA-C02)で合格!
2023/04/26にAWS SOA(SOA-C02)に合格できました!
恥ずかしながら3回目の受験でようやく合格できました。不合格になった経験を踏まえながら、今後AWS SOA(SOA-C02)を受験予定の方の参考になれば幸いです。
【必見】7/15までAWS再受験料無料キャンペーン実施中!
2023年3月15日から2023年7月15日までの日程で、AWS資格試験の申し込み時にキャンペーンでもらえるプロモーションコードを入力すると、試験が不合格だったとしても同試験を2023年8月31日まで無料で再受験できます!
詳細は別記事でまとめているのでぜひ活用しましょう!

【不合格】1回目のAWS SOA(SOA-C02)試験
1回目のAWS SOA(SOA-C02、ラボ試験あり)試験の結果は、668点で不合格でした。不合格体験記は別記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。

【不合格】2回目のAWS SOA(SOA-C02)試験
1回目のAWS SOA(SOA-C02、ラボ試験なし)試験の結果も、671点で不合格でした。というのも、AWS公式が行っていた再受験無料キャンペーンを利用して試験に臨んでいたため、リハーサルのように受験してました。
1回落ちても、再受験分の試験料金が無料になるので、とりあえず受けてみてスコアレポートに表示される弱点のセクションを重点的に学習対策しました。
2023年3月28日以降、ラボ試験が一時的になくなっていました。ラボ試験の再開の時期は未定です。

【合格】3回目のAWS SOA(SOA-C02)試験
3回目のAWS SOA(SOA-C02、ラボ試験なし)試験の結果は、755点で合格でした!
手応えは8割くらいあったのですが、意外とボーダーぎりぎりだったので危なかったです。試験ガイドにもある通り、採点されない問題も含まれているので、わからないですね。


【分析】不合格時(1、2回目)と合格時(3回目)の比較
AWS SOA不合格時(1、2回目)の反省点は、勉強期間が長く、だらだらと続けてました。AWS SAA合格時から1年以上経っていたので、内容を忘れていたり、AWSを業務で使うことがなかったのであまりモチベーションが上がっていなかったです。
また、問題集のみで合格できると軽んじていました。
AWS SOA合格時(3回目)は、逆に短期間で集中的に学習し、問題集のみならず参考書による体系的な理解とWhizlabsのハンズオンを使って実際に設定したり、別記事で知識をアウトプットしてまとめたことが功を奏しました。Whizlabs(ウィズラブス)の詳細は別記事でまとめていますので参考にしてください。
項目 | AWS SOA受験(1回目) | AWS SOA受験(2回目) | AWS SOA受験(3回目) |
---|---|---|---|
合格スコア (ボーダーライン) | 720/1000 | 720/1000 | 720/1000 |
問題数 | 55問+ラボ試験(2シナリオ) | 65問(ラボ試験なし) | 65問(ラボ試験なし) |
試験時間 | 180分 ※時間に余裕はある | 130分 ※時間に余裕はある | 130分 ※時間に余裕はある |
試験スコア (試験の得点) | 668/1000(不合格) | 671/1000(不合格) | 755/1000(合格) |
試験日 | 2022/1/30 | 2023/4/3 | 2023/4/26 |
勉強期間 | 約6ヶ月 | 約1ヶ月 | 1週間 |
勉強方法 | Udemyの問題集のみ | Whizlabsの問題集のみ | 参考書 Whizlabsの問題集・ハンズオン |
難易度 | なかなか難しかった | なかなか難しかった | 普通 |
総勉強時間 | 48時間(だらだらとやっていた) | 30時間 | 16時間 |
30個のAWS SOA合格体験記から、難易度、勉強時間、勉強期間を調査したので、ぜひ参考にしてください。

AWS SOA合格時に利用した参考書・問題集
AWS SOA合格時に利用した参考書・問題集は別記事で紹介している全ての参考書と問題集を活用しました。それぞれの参考書や問題集の感想をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

【合格体験記】AWS SOA(SOA-C02)の感想
【振り返り1】問題の手応え
AWS SOA(SOA-C02)の試験問題の具体的な手応えとしては、以下の通りでした。
AWSアソシエイト資格にしては、非常に難しく感じました。私自身がAWS運用経験も、AWSの経験がほとんどないことが起因しているとは思いますが、AWS SAAやAWS DVAより2段階くらい難しかったです。
公式ドキュメントを活用するのはもちろん、ハンズオンで試しながら学習するのが肝になります。
47/65 | ◎(自信がある) |
13/65 | △(消去法でこれかなという自信の程度) |
5/65 | ×(わからない、全く自信がない問題) |
【振り返り2】時間配分
AWS SOA(SOA-C02)の試験時間は130分です。
2023年3月28日以降AWSから通知があるまで、基本的に問題数は65問で、一問あたり約2分ほど時間を割けます。ラボ試験があった2023年3月28日以前でも時間は余るくらいだったので、時間はほとんど気にしなくて大丈夫です。
自分の場合、70分でゆっくり一通り問題を一周して、わからない・後回しにした問題は20分で復習して試験を終了しました。最終的に時間は30〜40分ほど余りました。
【振り返り3】重要なAWSサービス
AWS SOA(SOA-C02)の試験ガイドに記載のある重要なAWSサービスをピックアップします。自身の試験内容として出題されたものとは関係がありません。AWS試験ガイドとAWS公式ドキュメントは必ず詳細まで目を通すことをおすすめします。
第1分野: モニタリング、ロギング、および修復(20%)
- CloudWatch Logs
- CloudWatch エージェント
- CloudWatch アラーム
- メトリクスフィルター
- CloudWatch ダッシュボード
- Amazon EventBridge
- AWS Systems Manager Automation
- AWS Config など
第2分野: 信頼性とビジネス継続性(16%)
- AWS Auto Scaling
- Amazon RDS レプリカ
- Amazon Aurora レプリカ
- Elastic Load Balancing と Amazon Route 53 ヘルスチェック
- Amazon Elastic File System
- Route 53 ルーティングポリシー
- AWS Backup
- RTO および RPO
- Amazon Data Lifecycle Manager
- S3 バージョニングとライフサイクルのルール
- S3 クロスリージョンレプリケーション
- DR対策 など
第3分野: デプロイ、プロビジョニング、およびオートメーション(18%)
- EC2 Image Builder
- AWS CloudFormation
- AWS Resource Access Manager
- CloudFormation StackSets
- IAM クロスアカウントロール
- サービスクォータ
- サブネットのサイジング
- CloudFormation およびAWS OpsWorks のエラー
- アクセス許可
- OpsWorks
- AWS Systems Manager
- EventBridge
- AWS Config など
第4分野: セキュリティとコンプライアンス(16%)
- IAM
- CloudTrail
- IAM Access Analyzer
- IAM Policy Simulator
- SCP(サービスコントロールポリシー)
- AWS Trusted Advisor セキュリティチェック
- AWS Control Tower
- AWS Organizations
- AWS KMS(AWS Key Management Service)
- AWS Certificate Manager
- VPN
- AWS Secrets Manager
- AWS Systems Manager パラメータストア
- AWS Security Hub
- Amazon GuardDuty
- AWS Config
- Amazon Inspector など
第5分野: ネットワークとコンテンツ配信(18%)
- サブネット
- ルートテーブル
- ネットワーク ACL
- セキュリティグループ
- NAT ゲートウェイ
- インターネットゲートウェイ
- Systems Manager Session Manager
- VPC エンドポイント
- VPC ピアリング
- VPN
- AWS WAF
- AWS Shield
- Route 53 ルーティングポリシー (例: 位置情報、地理的近接性)
- Route 53 Resolver
- Amazon CloudFront
- S3 オリジンアクセスアイデンティティ (OAI)
- VPC フローログ
- Elastic Load Balancing のアクセスログ
- AWS WAF ウェブ ACL ログ
- CloudFront ログ
- CloudFront キャッシュの問題を特定および修復 など
第6分野: コストとパフォーマンスの最適化(12%)
- コスト割り当てタグ
- Trusted Advisor
- AWS Compute Optimizer
- Cost Explorer
- AWS Budgets
- 請求アラーム
- EC2 スポットインスタンス
- Amazon RDS
- AWS Fargate
- EFS
- S3 Transfer Acceleration
- S3 マルチパートアップロード
- RDS Performance Insights
- RDS Proxy
- 拡張ネットワークアダプター
- インスタンスストア
- プレイスメントグループ など
AWS SOA(SOA-C02)に合格するための対策
【対策1】試験ガイドで試験範囲と出題割合を把握する
AWS SOAの試験ガイドは必ず確認しましょう。本ページでも簡易的にまとめましたが、AWS SOAの試験範囲のみならず、出題内容が詳細に記載されているので、試験ガイドに沿って対策することを強くお勧めします。
試験ガイドに記載のあるサービス内容や機能はひととおり説明できるレベルであれば、合格できる可能性が高いです。
【対策2】公式ドキュメントでAWSサービスの理解を深める
AWS公式ドキュメントを活用しながら、各AWSサービスの内容を深めていくのが基本になります。学習に役立つAWS公式ドキュメントを別記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。

【対策3】サンプル問題を解いてみる(無料)
AWS SOA(SOA-C02)の試験問題サンプル(10問)が公式から公表されているので、試験前には必ず目を通すことをおすすめします。
試験問題サンプルではAWS SOA(SOA-C02)試験がどのようなものなのかをサンプル問題を通して実感できます。
【対策4】模擬試験を受験する(無料)
AWS SOA(SOA-C02)の模擬試験(20問)も公式から公表されているので、こちらも必ず受験するのがおすすめです。
「AWS SkillBuilder」というプラットフォームで模擬試験が提供されています。初めて利用される方向けに別記事でわかりやすくまとめていますので、参考にしてください。

【対策5】AWS実務運用に役立つ参考書を読む
AWS実務運用にも役立つ参考書をまとめているので、ぜひ参考にしてください。AWS SOA試験のみならず、実務のAWS環境でもコスト削減や運用管理を効率化するノウハウを学べるのでおすすめです。

AWS SOAの受験に役立つ情報まとめ
【試験前】受験方法・申し込み方法
AWS試験の申し込み方法は別記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください!

【合格後】AWSバッジ利用方法
AWS SOA試験に合格できたら、AWSバッジが手に入るのでSNSでアピールしてみましょう!

【合格後】AWS特典利用方法
AWS資格試験に合格するとお得な特典(試験料半額クーポンなど)がもらえるのでぜひ次回の試験に活用しましょう!

まとめ
最後にまとめます!
- AWS SOAの試験ガイドで試験範囲、試験内容、配点割合を必ず確認しよう
- AWS SOAはアソシエイト資格では最もレベルが高かった
以上!