オラクルマスターとは
オラクルマスター認定資格とは
オラクルマスター認定資格とは、データベース管理システム(DBMS)のトップシェアを誇るOracle社が提供する資格認定プログラムです。資格内容としてはデータベースの設計、構築、管理などのスキルを証明するもので、ブロンズ、シルバー、ゴールドなどのレベルがあります。
オラクル製品の効果的な利用やシステムの安定運用が期待されるため、オラクルマスター認定資格は多くの企業で評価されています。
オラクルマスター認定資格はオラクルデータベースのスキルを証明できる資格です。
再受験料が無料
Oracle資格の再受験料が無料になるキャンペーンが2024年5月31日まで開催中なのでぜひ活用しましょう。
新体系の変更点
オラクルマスター資格は2020年に大幅な試験改定がなされました。主な変更点は以下のとおりです。参考
- 管理者(DBA)向けの資格と開発者(SQL)向けの資格に分かれた
- いきなりシルバーに受験できるようになった
- ゴールド・プラチナ取得のための要履修コースが撤廃された
- 資格の有効期限がなくなった
- Oracleバージョンに依存しなくなった
試験改定前ではオラクルマスターシルバーの受験要件で下位資格のオラクルマスターブロンズが必要でしたが、試験改定後ではオラクルマスターシルバーDBAとSQLにいきなり受験できるようになりました。
中級資格のオラクルマスターシルバーにいきなり受験してもよいかについては別記事でまとめています。
種類
2024年現在では、オラクルマスター資格の種類は5種類あります。参考
レベル | 資格 | 受験対象者 |
---|---|---|
初級 | オラクルマスターブロンズDBA | オラクルデータベース初心者の方向け |
中級 | オラクルマスターシルバーDBA | エンジニアでデータベースの基礎がある方向け |
中級 | オラクルマスターシルバーSQL | 業務上SQLを多用する方向け |
上級 | オラクルマスターゴールドDBA | 高度なデータベース管理者向け |
玄人 | オラクルマスタープラチナDBA | 専門家レベルのデータベース管理者向け |
4つのグレードがあり、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの順で難易度が上がります。またDBAはデータベース管理者(Database Administrator)の略称です。
オラクルデータベース初心者の方向けであれば、オラクルマスターブロンズDBAから受験するのをおすすめします。
シルバーではDBA(データベース管理者)とSQLが用意されています。汎用的に学ぶかSQLに特化して学ぶかの違いがあります。シルバーDBAとSQLの違いは別記事で詳しく解説してます。
受験料
各オラクルマスター資格試験の受験料は以下のとおりです。基本的には37,730円(税込)と非常に高額です。
レベル | 資格名 | 受験料 |
---|---|---|
初級 | オラクルマスターブロンズDBA | 37,730円(税込) |
中級 | オラクルマスターシルバーSQL | 37,730円(税込) |
中級 | オラクルマスターシルバーDBA | 37,730円(税込) |
上級 | オラクルマスターゴールドDBA | 37,730円(税込) |
玄人 | オラクルマスタープラチナDBA(実技) | 231,000円(税込) |
玄人 | オラクルマスタープラチナDBA(移行) | 231,000円(税込) |
楽天の受験チケット(バウチャー)を購入することで、オラクルマスター・java資格試験の受験料を安くできます。合計4000円程度お得に受験する方法は別記事で紹介しています。
難易度
オラクルマスターの難易度は、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの順で難易度が上がります。各資格ごとのリアルな難易度を80個の合格体験記から分析しましたので、ぜひ参考にしてください。
有効期限
2020年の大幅な試験改定でオラクルマスターの有効期限はなくなり、無期限で有効になりました。つまり、オラクルマスター資格が失効することはないです。
オラクルマスターの有効期限と更新方法については別記事で詳しく解説しています。
オラクルマスターの試験対策
対策方法
オラクルマスターの試験対策としては、資格に特化した参考書と問題集で学習するのがおすすめです。各オラクルマスター資格におすすめの参考書・問題集を別記事でまとめているので参考にしてください。
申し込み方法
オラクルマスターの試験申し込みは別記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
再受験ポリシー
オラクルマスター・java資格試験の再受験は最短5日後に受験可能です。オンライン試験であれば翌日でも受験可能です。
再受験無料キャンペーン
毎年春頃にオラクル試験の再受験無料キャンペーンが定期的に開催されています。
サンプル問題・模擬試験
オラクルマスター資格のサンプル問題と模擬試験はオラクル公式で無料公開されています。オラクルマスター資格の難易度をはかったり、試験前のリハーサルとして利用しましょう。
まとめ
最後にまとめます。
- オラクルマスターとは、オラクルデータベースのスキルを証明できる資格
- オラクルマスターはブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの順で難易度グレードがある
- 2020年に試験改定があった
以上!