Azure資格のおすすめロードマップ
Azure資格を取得する順番をどうするか迷いますよね。今回は、全18種類あるAzure資格を取得するまでのおすすめロードマップをまとめていきます。
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Azure資格一覧まとめ
2024年1月現在では、Azure資格は全18種類あります。Become Microsoft Certifiedでマイクロソフト資格の一覧を確認できます。Azureでは資格と試験の名称がそれぞれ異なり、表では便宜上試験名で表記しています。
| 試験名（略称） | 概要 | 分野 | 難易度 | 対策教材 | 知名度 |
|---|---|---|---|---|---|
| AZ-900 | クラウド入門 | 入門 | 初心者向け | 多い | 高い |
| AI-900 | AI入門 | 入門 | 初心者向け | 少ない | 低い |
| DP-900 | データ管理入門 | 入門 | 初心者向け | 少ない | 低い |
| AZ-104 | クラウド設計 | ロールベース（中級） | 中級者向け | 多い | 高い |
| AZ-204 | クラウド開発運用 | ロールベース（中級） | 中級者向け | 少ない | 低い |
| AZ-500 | セキュリティ | ロールベース（中級） | 中級者向け | 普通 | 普通 |
| AZ-700 | ネットワーク | ロールベース（中級） | 中級者向け | 少ない | 普通 |
| AZ-800 AZ-801 | Windows Server | ロールベース（中級） | 中級者向け | 少ない | 低い |
| AI-102 | 機械学習 | ロールベース（中級） | 中級者向け | 少ない | 低い |
| DP-100 | データサイエンス | ロールベース（中級） | 中級者向け | 少ない | 低い |
| DP-203 | データ管理 | ロールベース（中級） | 中級者向け | 少ない | 低い |
| DP-300 | データベース | ロールベース（中級） | 中級者向け | 少ない | 低い |
| DP-500 | データ分析 | ロールベース（中級） | 中級者向け | 少ない | 低い |
| AZ-400 | クラウド開発運用 | ロールベース（上級） | 上級者向け | 少ない | 普通 |
| AZ-305 | クラウド設計 | ロールベース（上級） | 上級者向け | 普通 | 高い |
| AZ-120 | SAP | 専門分野（上級） | 上級者向け | 少ない | 低い |
| AZ-140 | Virtual Desktop | 専門分野（中級） | 中級者向け | 少ない | 低い |
| DP-420 | Cosmos DB | 専門分野（中級） | 中級者向け | 少ない | 低い |
各資格の詳細
全18種類のAzure資格の詳細な解説は別記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。
おすすめの参考書・問題集
全18種類のAzure資格におすすめの参考書・問題集まとめていますので、ぜひ参考にしてください。
Azure資格ロードマップの具体例
【例1】管理者
Azure設計・管理者におすすめの定番ロードマップです。
エンジニアの方であれば、Azure Administrator Associate（AZ-104）から挑戦するのがおすすめです。AWS資格でいえば、AWS CLF、AWS SAA、AWS SAPの順番になります。
- Azure fundamentals（AZ-900）
- Azure Administrator Associate（AZ-104）
- Azure Solutions Architect Expert（AZ-305）
各資格に役立つ記事を以下にまとめています。
- AZ-900におすすめの参考書・問題集
- AZ-900の難易度・勉強時間
- AZ-104におすすめの参考書・問題集
- AZ-104の難易度・勉強時間
- AZ-305におすすめの参考書・問題集
- AZ-305の難易度・勉強時間
【例2】開発者
開発者におすすめのAzure資格ロードマップ例は以下のとおりです。AWS資格でいえば、AWS DVA、AWS DOPの順番になります。
- Azure Developer Associate（AZ-204）
- DevOps Engineer Expert（AZ-400）
各資格に役立つ記事を以下にまとめています。
【例3】AIエンジニア
AIエンジニアにおすすめのAzure資格ロードマップ例は以下のとおりです。AI-900は入門レベルなので、AIエンジニアの方であればAI-102から受験するのがおすすめです。
- Azure AI fundamentals（AI-900）
- Azure AI Engineer Associate（AI-102）
各資格に役立つ記事を以下にまとめています。
【例4】DBエンジニア
DBエンジニアにおすすめのAzure資格ロードマップ例は以下のとおりです。DP-900は入門レベルなので、DBエンジニアの方であればDP-300から受験がおすすめです。
- Azure Data fundamentals（DP-900）
- Azure Database Administrator Associate（DP-300）
- Azure Cosmos DB Developer Specialty（DP-420）
各資格に役立つ記事を以下にまとめています。
- DP-900におすすめの参考書・問題集
- DP-900の難易度・勉強時間
- DP-300におすすめの参考書・問題集
- DP-300の難易度・勉強時間
- DP-420におすすめの参考書・問題集
- DP-420の難易度・勉強時間
【例5】データエンジニア
データエンジニアにおすすめのAzure資格ロードマップ例は以下のとおりです。DP-900は入門レベルなので、データエンジニアの方であればDP-203から、特にデータ分析がメインの方であればDP-500から受験がおすすめです。
- Azure Data fundamentals（DP-900）
- Azure Data Engineer Associate（DP-203）
- Azure Enterprise Data Analyst Associate（DP-500）
各資格に役立つ記事を以下にまとめています。
Azure試験に役立つ情報
クーポン
Azure試験に利用できるクーポン（バウチャー）の取得方法を別記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
試験の申し込み
Azure試験の申し込み方法を別記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
模擬試験
Azure試験の模擬試験の受験方法を別記事でまとめています。受験前に公式模擬試験を無料で受験してから、本番試験に臨みましょう。
リスケ・キャンセル
Azure試験日の日程変更や試験自体のキャンセルは、試験の24時間前までに試験の予約を再スケジュールまたはキャンセルしてください。つまり、試験日の24時間前であればキャンセル料がかからずに、試験の変更やキャンセルを可能です。
具体的な試験日の変更やキャンセル方法は別記事を参考にしてください。
持ち物
Azure試験当日に必要な持ち物としては身分証明書が2点が必要です。身分証明書がなければ受験できない可能性があるため、気をつけてください。
端的にいえば、運転免許証と健康保険証の2点があれば大丈夫です。私自身もピアソンVUEで受験する際にはいつも持ち歩いている運転免許証と健康保険証の2点をみせています。学生であれば学生証とクレジットカードの2点があればOKです。
試験の流れ
Azure試験の当日の流れについては、別記事でまとめています。AWS試験やAzure試験はどちらも同じテストセンター（ピアソンVUE）でおこなれるため、当日の流れは基本的に同じです。
結果発表
Azure試験の結果は試験終了後に表示されます。試験のスコアレポートも試験後にもらえます。もしも不合格だった場合には、正答率の低い箇所を重点的に対策し、次回のAzure試験に備えましょう。
合格証明書
Azure資格の合格証明書の発行方法を別記事でまとめています。
有効期限・更新方法
基本的にAzure資格の有効期限は資格取得日から1年間です。AZ-900のような基礎試験の場合、有効期限はなく永久的に有効です。また、Azure資格は無料で更新可能です。
領収書
Azure試験の領収書は試験の申し込み時にメールアドレスに送付されます。再発行も可能なので、以下記事を参考にしてください。
履歴書
Azure資格の履歴書の記載方法を別記事で紹介しています。
マルチクラウドエンジニアを目指す方
AWS資格の一覧
AWSの資格一覧も別記事でまとめているので、マルチクラウドの武器を持ちたい方はぜひ参考にしてください。AWSとAzureのサービス比較も別記事でまとめています。
Google Cloud資格の一覧
Google Cloudの資格一覧も別記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
最後にまとめます。
- 2024年現在では、Azure資格は全18種類
- Azure資格毎に、難易度と情報量が異なるので注意
以上！
