【ブログ運営4年】技術ブログ運営の本音
当サイトはネットワーク知識を発信する技術ブログで、2019年からブログ運営を始めてから2022年で4年目を迎えました。ブログ運営3年目で年間20万円の収益化を達成できました。
直近(2022年12月現在)でも、月1万円以上を継続的に稼げているのでそのノウハウを実例を交えながら公開します!!
これから技術ブログをつくろうと検討している方や技術ブログに少しでも興味を持っている方向けに技術ブログの実情を本音ベースで記載していきます。
技術ブログの本音は3つです↓
- 技術ブログは稼ぎにくい
- 転職で評価されやすい
- ブログ運営は継続力が最重要
詳細を記載していきます!
【本音1】技術ブログは稼ぎにくい
いきなり驚くと思いますが、「技術ブログ」は稼ぎにくいです。当サイトでいう「技術ブログ」とは、「特定の専門技術のサイトコンテンツがあるブログ」と定義しておきます。
稼ぎにくい理由は以下の2つです。
- 読者のITリテラシーが高いゆえに広告がクリックされない
- サイトの直帰率が高く、収益化記事への誘導がしにくい
技術ブログにアクセスする読者はエンジニアや特定分野に詳しい方など一般的にITリテラシーが高い方が多いです。特定の技術内容やトラブル解決方法を調べている方がほとんどです。
ITリテラシーが高い方ほどアフィリエイトやGoogleアドセンスなどの広告を理解しているため、避けるかたも比較的多いです。(他サイトは自分もクリックしません笑)
それゆえ、特にGoogleアドセンスのようなディスプレイ広告をほとんど収益源にはなりません。当サイトはサイドバーと記事下にGoogleアドセンスを設置していますが、月1000円も稼げたら大儲けのようなレベル感です。
また、特定の技術内容やトラブル解決方法を調べている方が多いので特定の記事を読み終えたらサイトから離れてしまう確率が非常に高いです。そのため、収益化するための記事に移動してもらうような施策があまり効果的ではないです。
以上の2つの理由から技術ブログは稼ぎにくいと判断しています。
【本音2】転職で評価されやすい
実体験として、技術ブログを育てていると転職時の面接でなにかと興味をもたれることが多いです。
エンジニアの方でも技術発信をする方が少ないので、意外といい意味で目立ちます。特に自身の業務に関わる内容(一般論レベルに捨象するのは必須)や個人的に気になる技術情報をブログにまとめておくと評価されやすいです。
転職の面接時には、ブログ記事の技術発信内容から話が広がったりしますし、技術レベルの査定がされやすいです。
当サイトはネットワークスペシャリストの解説やネットワーク機器のコマンドやトラブルシューティングのブログ記事を書いてます。すごい深い内容である必要はまったくありません。あなた自身が困ったことやつまずいたこと、乗り越えた方法を書くのが他の方に役立つことが往々にあります。
専門的なコンテンツのアクセス数自体は少ないです。ただ競合も少なく、SEOで上位表示されやすいため、上位表示されたときの喜びを感じやすく続けやすいとも思います。
技術ブログをやるメリットは、お小遣い稼ぎよりも転職時にアピールできる点が優秀だなと転職活動した際に強く実感しました!(技術ブログのおかげで転職できたといっても過言ではない)
【本音3】ブログ運営は継続力が最重要
正直にいうと、ブログ運営は長期的に続けることが非常に肝要です。
技術ブログに限らず、ブログ全体で見ても、半年以内に辞める人が多いです。ましてや稼ぎにくい技術ブログで、短期的にお金を稼ぎで始めるのであれば挫折しやすいと思います。
当サイトも1年目も2年目もまったくアクセスがなかったですし、ひどいクオリティの記事をたくさん書いていました。(ほぼ消したか、書き直しました笑)
ですが、3年目にコツをつかみはじめ、記事をたくさん書いていくとアクセス数が増える、やる気が出る、記事を書くという好循環で回り始めました。
自分は同じペースでずっと記事を書いているわけではなく、非常に波があるタイプです。少しずつ記事を増やしていき、内容を改善していくと徐々にアクセス数が増えていくのが楽しく、今もブログ運営を続けられている原動力にもなっています!
副業として稼ぐためにも、転職でアピールするにも、技術ブログを長期的に続けることが最重要です。継続的に続けることができれば最良ですが、断続的にでも長く続けていくのが大切だと実感しています。
【実例公開】技術ブログで収益化する仕組み
【ブログ戦略】ブログ記事は大きく3種類
- 収益化する記事
- 集客する記事
- その他
ブログ記事は書く目的があります。収益化する記事なのか、アクセス数を狙う記事なのか、それらに該当しないものの3種類に大別できます。
技術ブログを運営し、記事を書くときには必ず意識してほしいポイントです。その記事を書くことによってブログ全体にとってどのようなメリットがあるのかを考えてブログ運営をすることが望ましいです。
当ブログでの記事を参考にそれぞれのジャンル記事を紹介してみます。
【実例1】資格でおすすめ参考書を紹介する【収益目的】
IT資格で実際に利用した参考書をおすすめする記事で技術ブログでも収益化できます。当ブログではAWSやネットワークスペシャリストの資格の参考書を薦める記事が収益化の源泉になっています。
参考書はAmazonや楽天などのアフィリエイトを利用しています。単価報酬自体は非常に安い(100円程度がメイン)ので、数を多く売る必要がある点が難点ですね。

【実例2】エンジニアリングスクールを紹介する【収益目的】
収益化目的の記事としてはエンジニアリングスクールを紹介する記事もあります。
エンジニアリングスクールのアフィリエイトは非常に高単価なため、収益化する目的であれば非常に適しています。ただSEOで競合が多いので高クオリティの記事を量産する労力と難易度が求められます。
↓のような記事で月5万円を超える月もあったりと夢はあります。

【実例3】収益記事に関連する記事を書く【集客目的】
当ブログの集客記事の具体例です。
AWS資格の参考書をおすすめする記事が収益化目的であるのに対して、AWS資格の受験時に申し込みする記事のような集客目的の記事を多く書いています。
アクセス数を増やして、ブログサイト自体のSEO評価をレベルアップする必要もあるため、集客記事も必要です。

【実例4】技術的な情報発信をする【集客目的】
駆け出しの技術ブログの集客でもっともアクセス数を伸ばしやすいのは技術発信の記事です。
技術ブログでは技術系の特定の悩みをもった方がブログ記事に辿り着くのがメイン層になるため、専門的な技術記事をどんどん書くのが最初はおすすめです。
技術記事はSEOで競合も少なく、上位表示しやすいため、ブログ自体の評価を上げるのに最適です。

【実例5】困ったこと、解決方法を記事に【集客目的】
技術ブログを運営するときに出会ったトラブルシューティングの方法などを記載するのも集客目的としてはおすすめです。
アクセス数を増やす方法として、解決方法を探している方に訴求できるコンテンツを書くとよいです。ただ注意点としてはSEOで上位表示できていないコンテンツであれば削除した方がいいときもあるので、そのようなコンテンツばかり増やすのはあまりおすすめしません。
特定のジャンルに特化したブログにするのがおすすめです。当技術ブログでもSEOで上位表示できていなかった記事はほぼ削除していきました。。笑

【実例6】ブログのプロフィール情報など【その他】
記事ジャンルのその他に分類される記事内容としてプロフィール記事などが挙げられます。
収益目的でもアクセス数を稼ぐための記事でもありませんが、ブログに訪れた方に参考となる情報を記載している記事が「その他」にあたります。
記事数としてはほとんど数はありません。当技術ブログも以前は投資信託の進捗を公開する記事を書いてましたが、アクセス数がほぼなく、技術ブログとしてジャンルから逸れていたため削除していきました。
自身も経験済みでブログ初心者のころにはありがちですが、自分の書きたいことを書いてはダメです。必ずサイトに訪れた読者のための記事にするのが大事です。

当サイトのブログ運営4年目までの収益
当技術ブログのブログ4年目までの収益を別記事で公開しているのでぜひ参考にしてください!


技術ブログにおすすめは有料?無料?
技術ブログを始める際に有料か無料どちらでやるか迷う方のためにそれぞれのメリットデメリットをまとめていますので参考にどうぞ!

まとめ
最後にまとめます!
- 技術ブログは稼ぎにくい
- 転職で評価されやすい
- ブログ運営は継続力が最重要
- ブログ記事は収益化と集客する記事でそれぞれ分ける
以上!